フィリピンのストリートチルドレン事情
やはりフィリピンのような貧しい国だとストリートチルドレンを見かける
大体どのあたりに多いかというと、屋台とかSMモールの近くにいる
ストリートチルドレンにもいろいろいて、英語も話せないし親もいないという子と
小学校には通っているので英語は話せるが、親が貧しいため
に学校が終わり次第屋台近くでたむろし俺のような観光客にBeggerする子と
この二種類に分けられれる
ストチルについて気をつけてほしいこと
ここで覚悟してほしいことは
一度でもホットドッグなんかをおごってあげたら際限なく求められるようになるということだ
フィリピン人は大人でも子どもでも、人ごみで人を見つけるのが異様にうまい
一度顔を覚えられたら食べ物をあげるまでストチルはずーっとついてくる
それでもかまわないという人だけ、やればいいんじゃないか
やっぱりこんな子どもたちにIts on the wayなんていったり走って逃げたりはなかなかできない
そしてもう一つ注意してほしいことがあるのだが、それはキャッシュを与えてはいけないということだ
これは先生に、ストチルについての話になったときに聞いたのだが
ストチルは現金を手にすると、スーパーのレジ袋にラグビー?だかなんとかいう派手な色の接着剤を投入して顔を突っ込んでスーハースーハーするらしい
どうやらそれによって得られる効用というのがシンナーに似ているとのことだという
誰か魚の釣り方を教えてやれ!
なので、もしもどうしてもストチルに施しを与えるのならば、お金ではなく食べ物を与えてほしい
これはその日の空腹を凌ぐという一時的な解決にはなっているが、根本的な解決にはなっていない
魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えることもまた大事だ
こういった実情を、大学まで行って学位を取った先生たちはどう思っているのだろうか?
返って来る言葉は、「フィリピンは日本とは、違う」との見解が多く見られた
仕方がない、と
やっぱりそうなんだろうけれど、やはりフィリピンという国にはおぞましいまでの貧富の差がある
貧富の差は教育の差につながり、階級が生まれる
そしてその貧富の差は教育の差につながる
まだ学校に行けていて、ベガーをしている子たちはマシな部類だと思う
学校も行けないストチルは、英語も読み書きできない
ということは、町の標識も読めないし本も教科書も勿論読むことができない
そうした文化資本にアクセスできないということは、ホームレスまっしぐらだ
幸いにもフィリピンは常夏の国なので、凍えたり死んだりすることはない
真昼間に道路に突っ伏してぐっすり眠ってその場をやりくりしているホームレスも見かけた
今もあの子達は元気にしているんだろうか
いい人にめぐり合えているといいのだが…
Jesus loves you!