水面<みなも>を眺める鴎のように
電子の海に佇む船が、水平線の先まで海を埋め尽くしているのが見える
ネットとリアルの境界面がもはや朽ち果て、炎上はイベントから日常風景に変わった
今や、意図して自らを着火することを厭わない炎上芸人なる人達が現れ始めてきている始末
誰もが発信する手段を持ち得たその結果が、これ…?
考えても見てほしい。自身のコンテンツとキャラクターとが伴っているならば、どうしてそんな火遊びを買って出る?
誰にもその存在を知られることなく水没よりかは、灰になる一瞬の燃焼運動を、その生の煌めきを誰かしらの眼<まなこ>に焼き付けたいと?
それは承認欲求の最果て駅だよ?でも、やっぱり何かが燃えていたら野次馬が湧いてくるんだよね
みんなは、気づいてる?インターネットでは誰でも魔法が使えるんだよ!青二才にならなくてもね
丁度ドラクエのルーラを想像したらわかりやすいかな
それはとっても簡単で、URL<住所>を―たび入力したならば、俺たちは一瞬で燃え盛る現場にワープできるってわけ
そんな世界で、今日もまた、無為な時間を炎上芸人に取られちゃうんだね
俺はさ、<人から時間を奪う男>だなんて呼ばれないよう心がけるよ
なんたって俺は英雄だからね。<人に物語られる男>になる!

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さて今日は、SNSを始めとした各メディアで、それぞれの特徴と炎上しやすさ<可燃性>について考えてみた!
まずTwitter
…もうこれでこの記事終わりだろ
Twitter から拡散されて炎上することは非常に多い。それは、クソリプを無視しきれなかった有名人や
ちょっと前のアルバイトでのおふざけ写真が投稿されて拡散されてゆくってパターンがそれ
一般人の炎上については、リア友同士でフォローしあっているメーリングリスト的な使い方をしている若者がそれに当たる
つまりオープン度と発信度が高いほど意見を伝えやすいが、炎上もしやすいということになる
またTwitter はミニブログと称されるように文字情報のやり取りになってくる
それがどういう文脈で、どういう意図で、
どういう感情でもって発せられたものなのか不明瞭なんだよね
丁度LINEで意図の齟齬が生まれるように
Facebookは優等生か?
Facebookは炎上の果ての個人特定というチェックメイトという舞台装置かな
可燃性が低いのは比較的クローズドなその環境と、非匿名性からなる各々の言動への配慮からなんだろう
個人ブログはどうかしら?(#^.^#)
割りと炎上するっちゃする。最近だとちきりん女史が荒れたな
ブログに関して言うと、既に数字を持った名の知れたブロガーであることが大半という印象
俺も線香花火の火元になるくらいには炎上したい!だーって一日あたりのPV二桁言ったら上々なんだから
…って考えが、火事の元!
今Youtubeはアツい!好きなことで生きていく煮えたぎるマグマに飛び込むレッドオーシャン的な意味で
いま子どもたちの間ではyoutuberが大流行!
子どもたちが真似しないようテロップまで入れるくらいなんだから時代はTVからYTだね!
キャラクターとしてヒール役を担うシバターさんみたいな人はいるけど、結果として配慮に欠けた行動が思わぬ反響を生むことがあるって感じ
そういや、つべで見つけたわ
落ち着いた物腰で淡々と喋る様、そうブロガーを志す人なら知らぬものはいないだろう!
イケダハヤトその人だ。こうやって映像情報で彼を見たとき、ブログでの彼とはまた違った印象を覗かせる
炎上業界の最右翼のようにはあまり見えない
ブロガーもネット配信、youtubeをする日が当たり前になる?
ニコ生、ツイキャスといったネット配信サイトやyoutubeを、補助的にではなく並立する形で使っていくブロガーは増えていくのかもしれない
意見発信の信憑性を高めたり、新規読者の獲得や既存読者との更なる交流を計らえる
結論(このあとすぐねる)
時に、あの人のあの言動は、打算?キャラ?躁状態?それとも天然?
思うんだ。もしかしたらみんな、日常生活では寧ろ温厚な部類に入る気質の人たちなのかもって
だとしても、自ら油をかぶって火に飛び入ってもさ、それで火元は更に燃え広がるだけでしょ?
ただじっと、一つの船が燃えて沈みゆく様を暖炉代わりにするくらいの心の余裕
俺が夢想するweb2.0ってそんな感じ。それが新しいITリテラシー*1だと確信するッ!!
おやすみ☆
*1:ネチケットくんは燃えカスになった