僕が5ヶ月間フィリピン留学をしていた語学学校は、3%が台湾人で
その残りを日本人と韓国人が半々という割合で分け合っていた
先に韓国人について誤解がないように言っておきたいが
経験上から言うと彼らは男女問わず平均的な日本人より全然フレンドリ
ーだった
向こうから声をかけてくるのもそうだし、遊びに誘うにしても
韓国人のほうが積極的だった
歴史認識や領土問題を抱える我々ではあるが
そうした政治的対立が表面化してギスギスしたとかそういう話は聞かなかったし
自分もそういった体験はしなかった
自分はとにかく英語をモノにしたいという気持ちから
日本人とも韓国人とも交流は最低限にして
地元のフィリピン人とばかりコミュニケーションを図っていた
そんな中でもそこはかとなく感じた日本人と韓国人の壁
まずは食堂だ
留学費用は、は授業料と食堂での食費がコミコミなのだけれど
日本人は日本人同士、韓国人は韓国人同士で食事をする
距離的には近いが、お互いを背中合わせにそれぞれ食事に勤しむ様子は
なんだがawkwardといった感じだった
あと、自分は9月というシーズン外に留学したということから
初日から向こう1.5ヶ月ほどは、2人部屋のルームシェアだったのが
ずっと一人で部屋を占領できていた
ほどなくして韓国人の男の子がルームメイトとしてやってきた
名前はラファエルとかいう仰々しい、どこぞのyoutuberみたいな名前だった
これはイングリッシュネームといって
留学初日に決めるニックネームみたいなもので
留学中はこの名前で呼び合うことになっていた
ちなみに俺はHolldenという名前にした
好きな小説がライ麦畑でつかまえてが好きな小説なのでその主人公から拝借した
当時23歳でもまだこの小説が好きだったことについては触れないでほしい><
正確な綴りはHoldenで、lが一個多い
留学初日だったのでwifiのパスワードがわからず綴りの確認の仕様がなかったのだ
ラファエルが来た初日、日本人の男の子から食事を誘われたので
自分も行くことにした
俺はラファエルも混ぜようとしたが、今回は日本人onlyで外出したいとの申し出だった
こういう日本人同士の内輪の集まりをしていると、英語もコミュ力も伸びないと思うが…
内心この対応にはムッとしたが、一度行くといった手前
ラファエルには悪いが日本人グループと混ざる形で外食に出かけた
それからというものの
このラファエル、3日としない内に部屋の交換を受付に言い出したようで
すぐに別の部屋に行ってしまった
自分としては一人のほうが勉強に励めるのでかまわないが
部屋の交換をしたり理由はわからずじまいだし
聞くのも野暮なので結局聞かなかった
先の件が影響していたかはわからない
韓国人のルームメイトがいる部屋に移動したところを見ると
やはり日本人よりも同じ韓国人のほうが落ち着くということがあったのではないかと思う
ちな俺はいびきはしない
これに限らずフィリピン人ともコミュニケーションのあり方の違
いや壁を感じた時もあったが
人と人とが交流するってそういうことだと思う
国籍がどうとかで分け隔てるのではなく、その人の言葉と行動を見てほしい
人の評価を下すのは、そこからでいいだろ…?

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