- 末永く繁栄する組織の共通点とは
- 孫正義がソフトバンクを300年続く組織にするために重視したこと
- 松下幸之助が語った組織作りに大切な要素
- ドラゴンタイプが強いからって手持ちの6匹すべてをドラゴンにしては行けない!
末永く繁栄する組織の共通点とは
これまで数多の国や会社が栄え,そして滅んでいった
長続きする組織とは,どんな組織なのか?
それは“多様性”を持った組織だ
孫正義がソフトバンクを300年続く組織にするために重視したこと
ソフトバンクグループの孫社長は,ソフトバンクが300年間成長する組織にしようと考えている
以下の引用は,ソフトバンクの社長室長だった三⽊雄信氏のもの
もともと三菱地所に入社をしたんですけれども、入社して3年経ったときに、孫泰蔵さんに「ちょっと考えてることがあるんだよね」と話していたら、「孫社長に会わない?」と言われて。ランチを一緒に食べていたら急に、「三木くん、会社が300年続く方法は知ってるかね?」と聞かれました。
私は「多様性だと思います」と。化石がけっこう好きだったので昆虫の歴史などを知っていたんですけど、昆虫って地球上の生き物のなかで一番種類が多くて、一番長く生存している生物らしいんです。そういう昆虫の話を念頭に置いて、「多様性だと思います」と言ったら「そうなんだよ、多様性なんだよ! 今すぐ入社しろ!」と言われてですね。
松下幸之助が語った組織作りに大切な要素
経営の神様である松下幸之助も,組織の多様性の大切さについて語っている
「だれも秀才ばかり採用したいと思いますわな。
けれど、ほんとうは秀才ばかり採用したら失敗ですよ。
必ず喧嘩しよるですよ。
だから、いろんな人を採用するんです。
それで、うまくいっているんです。」
またこうも語っている
「昔話で『桃太郎』というのがあるが、猿と犬とキジはみんな違うわね。
違うから、それぞれの役割が生まれ、違うから鬼胎児ができたわけだ。
だから、会社にも個性や特徴、いろいろな人がいないとな。
個性豊かな社員たちをどう活用していくか、これが経営者の腕の見せどころというわけや。」
ドラゴンタイプが強いからって手持ちの6匹すべてをドラゴンにしては行けない!
手持ちのポケモンすべてをドラゴンタイプにしたら,確かにその火力は頼りになることだろう
しかし一度こおりタイプのポケモンと対面するとたちまちピンチに追いやられる
それが単一性の組織の弱点だ
大切なのはそれぞれの得意を持ち寄る多様性なのである

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