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スティーブ・ジョブズ29歳当時の雑誌インタビュー記事のまとめ

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当時29歳のスティーブ・ジョブズの雑誌インタビュー!

若くしてパーソナルコンピュータ革命を担い一躍時代の寵児となったスティーブ・ジョブズ
そんなジョブズの、29歳のころの雑誌インタビュー記事を入手した

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“スティーブン・ジョブズ”の表記に時代を思わせる
若きPCの革命児の当時から変わらぬアップル社の企業精神と、アメリカ企業への弱点の指摘は今でも目を見張るものがあった
今回は、1985年のインタビュー記事概要を簡単にまとめてみた

“アップルは変わった会社だ マッキントッシュ開発チームだけで2400万円消費する”

BGMにローリングストーンズが鳴り、オフィスにはビデオゲームや卓球台が置いてある
冷蔵庫には野菜やジュースが満杯につまっていて、マッキントッシュ開発チームだけで
年間10万ドル(2400万円)消費するという

5年間でアップルをフォーチュン500の中に入れた男

フォーブスが選ぶアメリカの富豪100人に最年少で選ばれるなど、輝かしい神話に彩られたジョブズ
ジョブズのためなら24時間でも働く、という雰囲気がアップル社にはある
最も尊敬され、そして同時に恐れられているカリスマ経営者
「30以上の男を信じるな」と言わんばかりの、アメリカンドリームを体現した男の経営哲学をインタビューした

“あなたの持ち株の評価額は5億ドル(約1200億円)に達しましたね”

インタビュアー:一時期、あなたの持ち株の評価額は5億ドル(約1200億円)に達しましたね

ジョブズ:株価が下がったときは、1年に2.5億ドル損してますよ(笑)

インタビュアー:笑って済ませられることですか

ジョブズ:金に自分の生き方を台無しにされたくないんです
金はこの10年の生き方に最も影響を与えたものでもないし、過去10年の人生で最も価値のあるものでもない

でも金持ちになると、年を取ったと感じるときがあります
大学で講演をして、学生がわたしを尊敬するのは大金持ちだからだ、と知ったときですね
わたしが大学に行っていたのは60年代の直後でした
今でも60年代の理想主義を心にしっかりと持っています

“ぼくらは100年前の石油化学革命の余波の中に生きている”

ジョブズ:石油化学革命のおかげで人間は自由に使えるエネルギーが手に入るようになった
今の革命、ー情報革命ー、ですが自由に使えるエネルギーを与える革命なんですよ
知的なエネルギーです。また非常に未熟ですがね

マッキントッシュの革新性

インタビュアー:たいていのコンピュータではキーボードを使って指示を与えますが
マッキントッシュではマウスと呼ばれるものを使いますね
これはキーボードになれている人たちにとっては大きな変化です
どうしてマウスを採用したんですか?

ジョブズ:たとえば、ワイシャツにシミがついているのを教えるときに言葉は使わないでしょう?
“襟から14cm下、ボタンから3cm左のところにシミがあります”とは言いませんよね
そこにシミがついていますよと指さしますよ
だから、コンピュータのあらゆる機能を実行させるには、マウスがいいという結論に至ったんです
そのほうが使いやすいし効率もいい

“売上も82年の5.8億ドルから9.8億ドルへと約2倍になりました”

インタビュアー:一部ではマッキントッシュがアップルの将来を左右すると言われていますが
リザとアップル3を出したあと、株価が大きく落ち込みましたね
倒産寸前だったんでしょうか?

ジョブス:いや、憶測が流れていた1983年は業績がよかったですよ
売上も82年の5.8億ドルから9.8億ドルへと約2倍になりました
大部分はアップル2関係でしたけど

インタビュアー:83年にアップルの将来を危ぶむ憶測が出たのはなぜですか?

ジョブス:IBMの攻勢が非常に激しかったからです
ソフトウェア開発者はIBMに切り替えだしていましたし
IBMがうまくいったらこの業界は大変なことになる
そのことがマッキントッシュの開発に関わっていたものにはわかっていました

“製品に誇りを持つ人だったらIBM PCは作らない”

ジョブス:マッキントッシュは突飛なまでに優れたコンピュータですよ

インタビュアー:単に突飛なまでに優れたアイデアを持っている人間と
突飛なまでに優れたアイデアを実際に製品に仕上げられる人間の差は何ですか?

ジョブズ:ぼくたちはマッキントッシュを他人のために作ったんじゃない
ぼくら自身のために作ったんです
市場調査なんかするつもりは全くなかった

自分たちが作れる最上のものを作ろうとしていたんです
上等のタンスを作る大工は、それが壁に面していないからといって背面にベニヤ板は使いません

IBMの連中は、特定の市場分野、統計上からの特定の顧客層への市場調査に基づいて
あのPCを作ったに決まっていますよ
ぼくとは全く違う動機ですね<<

“年を取るにつれて人間の頭は硬直していきます”

インタビュアー:コンピュータ業界では若い人たちが多いのはなぜですか
アップルの社員の平均年齢は29ですね

ジョブズ:革命的な分野ならどこでもそうですよ
年を取るにつれて人間の頭は硬直していきます
人間の頭脳は電気化学コンピュータに似ているんです
レコードの溝の中の針のように一定のパターンから抜け出せなくなる
もちろん、生まれながらに好奇心が強くていつまでの自分の周囲をこどもの視点で見れる人もいますが
そんなひとはごくまれですよ

“企業は成長して10億ドル台になると、当初の展望をなぜか失ってしまうんです”

ジョブズ:10~15年前最も魅力的な米国企業を5つ挙げろといったら、ポラロイドとゼロックスは必ず入っていました
今は誰も両者を挙げないでしょう
企業は成長して10億ドル台になると、当初の展望をなぜか失ってしまうんです
経営陣と現場の社員との間に何重もの中間管理職が層をつくってしまい
自社の製品に情熱的な社員たちは、自分が正しいと判断したことをやらせてもらうのに
5つもある管理職の層をすべて説得しないといけないんです

こうした会社では、個人的な業績は奨励されないで、本当に優秀な人は逃げ出してしまう
ぼくがこんなことを言うのは、アップルが、ほかの会社を飛び出した連中でできているからです
ほかの会社ではいざこざを起こす連中だけれども、非常に優秀な人たちが集まっています
何か大きな仕事をさせてもらえるまで5年も10年も待てない連中なんです
ちょっと背伸びをして仕事をして、世の中に貢献したいと思っている連中なんです

“フォルクスワーゲンとウォズの電卓を売って1300ドルの資本を作りました”

インタビュアー:(アップル1の原型を作ったエピソードを聞いて)
つくってみたかった、という動機で?

ジョブズ:そうですあと、友達に見せびらかしたい、という動機からですね

インタビュアー:売って儲けようと思ったのはどういうきっかけからですか

ジョブズ:ぼくの住んでいた街でコンピュータショップを開いた男が、つくったら売れるよ
といってきたんです
ぼくのフォルクスワーゲンのトラックとウォズの電卓を売って1300ドルの資本を作りました
その男に言われるまで、自分たちが作ったコンピュータが売れるとは思ってなかったですね

インタビュアー:アップル1はコンピュータマニア向けだったんですか

ジョブズ:完全にね
150台ほど売っただけでしたけど、9.5万ドルの売上になったのでビジネスとして考え始めました

アップル2が実現した大きな飛躍は、キットではなく完成された製品だったということです
買ってきたらすぐ使える初めてのパーソナルコンピュータだったんです

“78年には1700万ドル、79年には4700万ドルと売上を伸ばしていきました”

ジョブズ:ガレージを本拠地にしていた76年の売上は20万ドルで翌年は700万ドル
78年には1700万ドル、79年には4700万ドルと売上を伸ばしていきました
記録的な成長をするのが確実だと自信を持ったのはこのころですね
80年は1億1700万ドル、82年が5.8億ドル、83年が 9億8500万ドルです
今年(84年)は15億ドルでしょうね

インタビュアー:よく数字を覚えていますね

ジョブズ:こんな数字は単なる尺度です
一番素晴らしかったのは
1979年ごろには、小学校の教室にアップル2が15台備えられ
生徒たちがつかっているところを見られたことでした

ビル・ゲイツ26歳のときのインタビュー記事はこちら

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